日本語ではよく使う”お世話になっております”という言葉は、意外に英語がしっかり当てはまるものはありません。メールの文面のまくら言葉でこの”お世話になっております”に代替するフレーズをご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
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英文メールでのやりとりは正直楽
現在の業務では仕事柄英文でのメールのやり取りが8割程度です。海外のグループ会社もあれば社外もあります。
端的に申し上げると、英文メールの方が日本語のメールよりも大分楽です。これは語学力の問題ではなく、どこまで気を使って書かなければならないかと点においてです。
新卒時代、業務メールなど書いたことは無くメールマナーがなっていないとどやされておりました。そもそも会社のメールの使い方も分かりません笑
冒頭のあいさつ文も”平素ご高配を賜りまして”、”お引き立てを賜りまして”、云々のあいさつ文の意味と読み仮名がわからず先輩から来たCCメールからコピペしてお客さんに使っておりました。
宛先の順番もお客さんの一番上席を最初にして、序列順にならべて、CCで入れる社内の人たちの宛先も序列順に直して、更に誤字脱字チェックをして。。。とメールを送る度にどっと疲れていました。
ハンコもまっすぐに押すと怒られ少し斜めにしてお辞儀させないとまたチクチク。。。あれ、冗談の様に言われていますが実話です。
英文では当然最低限のリスペクトは持ちつつもそこまで言葉遣いに気を付ける必要は余りないです。社外でもだいぶフランクで、形式ばったものは書かなくても怒られません(少なくとも私の場合)。
ということで、もしお読みになっている方が英文メールに相当神経を注いでおられるとすれば、正直そこまで気にしなくていいと思います。何か間違いがあってもすぐ訂正すれば問題ないかと。とりあえず宛先と添付ファイルは確認して誤送信だけは避ければ大丈夫だと思います笑
一番最初につまづいた、”お世話になっております”って何て書く?
海外生活が長かったので、会話はそこまでストレスありませんが、やはりビジネス英語、メールではある程度慣れが必要でした。そして冒頭のところでつまづくわけです。
「あれ、”お世話になっております”って英語でなんて言うんだっけ?」
結論としては同じ様な言い回しは英語にはありません。”Dear Bob”, や ”Hi Katie”などと書いてすぐに本題に入ってしまいます。これは社内、社外変わりません。あえて書くとすれば例えば久しぶりに連絡する場合:
I hope this email finds you well.
I trust you have been keeping well.
などと書く程度でしょうか。どちらもお元気でいらっしゃいますか?というような感じの意味です。最近のコロナ禍でもあいさつ文では:
I hope you (and your family) have been keeping safe from COVID.
などと書くことが多いです。パンデミックで大変な中、(ご家族も含めて)健康でいらっしゃることを祈っております、といった意味でしょうか。
ちなみに最後でよく使われるのは:
Kind regards,
Best regards,
All the best,
等書き自分の名前で締めます。面倒な時はKR, Regards, Bestなどと略してしまいます。そうしても誰も気にしません。英語は読み書きも喋りもアウトプットが一番重要だと思いますので失敗を恐れずバンバン送り付けてやりましょう笑
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英語一口メモ:「わかりません」に一ひねり加えたフレーズは?