いい転職をする上では転職エージェントの存在は欠かせません。
一方で海千山千いるエージェントで誰を選べばいいのか迷ってしまうと思います。
基本的には1社のみに頼ることなく数社並行してコミュニケーションを取っていき、ベストな求人を見つけて応募、採用プロセスにのっていくことが大事だと思います。
一方であからさまにダメな転職エージェントも中にはいるので注意が必要です。
どのような転職エージェントは避けた方がいいか、私が実際に接触した転職エージェント/ヘッドハンターでダメだなと思った例をご紹介しながら説明したいと思います。
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私が実際に遭遇したダメ転職エージェント4パターン
「ダメな転職エージェント」の定義は人によって様々だと思いますが、私が時間の無駄だと感じたのは以下のパターンです。
こういったパターンの転職エージェントがいたら、相手にするのは時間の無駄になる可能性があります。
ダメ転職エージェントの類型
- 業界の知識がなく、求人情報に対する知識が浅いダメ転職エージェント
- こちらの意向を聞かないダメ転職エージェント
- 情報収集のみでコンタクトしてくるダメ転職エージェント
- とりあえず知り合いつなげてくるだけのダメ転職エージェント
ちなみに、ダメだと思った転職エージェントは9割リンクトイン(Linkedin)からアプローチを受けた人たちです。
リンクトイン自体は転職に必須のツールなので使わない選択肢はないのですが、いかんせん海千山千のSNSです。
ダメな転職エージェントからの連絡も多々ある一方で非常に有益なつながりを持つこともあります。
時間を無駄にしない為にも自分自身の判断で、飛んでくるアプローチにフィルターをかける必要があります。
業界の知識がなく、求人情報に対する知識が浅いダメ転職エージェント
こまった例として、異なった業界を主担当にしているコンサルタントがたまたま出てきた他業種を担当することになってしまったパターンです。
リンクトインで連絡がきて、興味がある業種だったので話にのったのですが、まず業界についての知識は当然ありません。
従って、詳しい職務内容も把握していないので、どのような人物を求めているのかもわかっていないので、とりあえず職務履歴書を送ってみませんか?というパターンです。
CVもチャレンジしたい職務内容によって微調整をする必要があるのでこれは非常に困りました。
こちらの意向を聞かないダメ転職エージェント
例えば、
「あなたのこの経歴だとこの業界/職種は難しいです。」
と決めつけられて興味ある求人に応募させてくれないパターンです。ごもっともである場合ももちろん多いのですが、いい転職エージェントであればもう少しひねりを加えるでしょう。
年齢にもよりますが、希望職種に最終的に到達できるようなものでチャレンジできるポジションを提案してきたり、少し違う職種でも一部業務がかぶりそうなポジションを紹介したりと色々できることはあります。
転職エージェントからするとお金をもらうのは募集企業からなので、余りにミスマッチな人材を紹介すると、企業からの信用を毀損してしまうがおそらく背景でしょう。
また、やはりマッチする人材を紹介した方が成約(採用)につながりやすいのは事実なのである程度のバイアスがかかってしまうのは当然と言えば当然です。
情報収集のみでコンタクトしてくるダメ転職エージェント
リンクトインで多く経験したのは、例えば日本進出を検討している外資系企業がいて、マーケットについて知りたいと言ってくる転職エージェントです。
つっこみとしては、リンクトインでほんとに確度の高い情報とれるの?と思ってしまいます。
ただ、こういったリクエストは持ちつ持たれつなので、一般論的な情報を出して対応するようにはしています。
なぜならここでいいマーケット情報を持っている、もしくは知見が深いと認識されればポジションが出てきたときに紹介を受けるチャンスが高くなると考えるからです。
ただし、このような依頼から実際に求人紹介に至った体験はゼロです笑。理由は①私をいい人材候補として見てくれなかったか、②リンクトインに頼るくらい情報ソースが脆弱でクライアント企業をグリップできなかったかと分析します。恐らく両方なのでしょう。
余り聞いたことがない転職エージェントならばこの手のリクエストは断ることをお勧めします。
とりあえず知り合いつなげてくるだけのダメ転職エージェント
個人的にいちばんイラっときた転職エージェントです。リンクトインを使い始めた当初にリクエストがきたアメリカ人エージェントでした。
私が転職を考えていると伝えたらものすごい勢いで企業と人を紹介されました。
全て大手の外資系金融ではあったのですが、全員今は特に人を募集している訳ではないとのことでした。
要は、主要な担当者を紹介しておいて、いざ募集が出てきたときに応募させて手数料を稼ぐためにつばをつけられたのです。
完全な転職素人だった私がその意図に気が付くのに少し時間がかかってしまい悔しい思いをしました。
それと同時にこんなやり方で生計を立てられるという事実にびっくりしました。全くいい商売です。
何か具体的な募集があればどこの企業をエージェントを使うので正式なルートから求人を確認する手立てはあります。
皆さんもこの手もパターンをみたらすぐに切りましょう笑。
ダメな転職エージェントの対処法
ダメ転職エージェントの対処法は
「自分の意志を強く持つ」ことと、
「その意思をもって断ることを躊躇しないこと」かと思います。
方針として、小規模な転職エージェント会社であればもう切ってしまっていいかと思います。正直実力も大したことないと思います。
比較的規模が大きい会社であれば、切るのはもったいない求人を抱えてる可能性があるので、別ルートで会社に連絡して担当コンサルタントを変えてもらうリクエストをすることをお勧めします。
ダメな転職エージェントもエージェントで大変な立場です。断られるのは慣れているはずなので、そこは全く気にしなくていいです。私も自分が1000人いる駒の1人と割り切って堂々とすることを心がけました。
時間は有限なので、数はある程度打ちつつも無駄は排除することを心がけることを、自戒も込めておすすめします。
その他実際に面談した転職エージェント体験談を↓にご紹介します。
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